幼稚園の受験は子どもを通して、お父さん・お母さんの受験と言っても過言ではありません。
どういう家庭環境なのか、親子関係など、子どもと親をテストしていると言われます。
将来を決める初めての一歩。親子で合格までの準備をしていきましょう。
幼稚園受験は親子で準備
そもそも幼稚園受験で、幼稚園側が基準としているものは何でしょうか?
それにはいくつかの共通ポイントがあります。
まず一つが「その園をどれだけ理解しているのか」ということです。
幼稚園の教育方針や園風、宗教系の幼稚園では宗教系についても調べておきましょう。
また「年齢に応じた知能・体力」も見られます。協調性や理解力、自立心、コミュニケーション能力も、常日頃から訓練しておきましょう。
お互いに学んでいく
親が幼稚園受験に向けてやるべきことは、早めの準備と情報収集です。
どの幼稚園に行かせるのか、夫婦で子どもの将来を話し合って決めましょう。
受験では礼儀作法や社会的行動が出来るかなども問われます。夫婦が役割を分担して教育していきましょう。
子どもに教えることは、子どもを通して親も学んでいるのです。
幼稚園受験に焦るばかりに、教育しているつもりが強制や叱っていることになっていませんか。
イライラする気持ちは子どもにストレートに伝わります。試験でも幼稚園側は、そういった部分を見ています。
受験に必死になりすぎて、行かせたい目的を忘れていませんか。受験に不合格でも将来が決まったわけではありません。
「受かればラッキー」と思える気持ちの余裕も大切です。
受験に向けて心掛けたいこと
幼児教室に通わせているから大丈夫、と人任せにしていては無理があります。家での習慣が問われるのが幼稚園受験です。
具体的な例として、衣服を着たり脱いだりさせる・脱いだ衣服をたたませる。汚れた衣服は脱衣所に持って行かせるなど、生活の中で年齢に応じた自立をさせましょう。
人の話を聞かせることも大切です。落ち着きがない態度を取らせない、目を見て相手の話を聞かせる、挨拶や感謝、お詫びの言葉が言えることも重要です。
そして親離れ出来ることも重要なポイントです。
焦らず頑張りましょう。